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雪ほたるです。「アガレスト戦記」他で同人活動中です。


by yukihotaru_180

悪夢日記。

嫌な夢を見た・・・。

それは家庭崩壊の光景・・・。

夢の登場人物は、私、父、母、おばあちゃん(父の母)、ある女の5人。

記憶からみるに、
私、12歳。
父、45歳。
おばあちゃん、80歳。
女、40歳。

母は私を産んですぐに他界してしまう。
女房を失った父は、落ち込み気味な毎日。
いつしか父には女の人がつくようになっていた。
一見優しそうなその女性だったが・・・
女の人は他界した母の保険金が目当てだったのだろう。
しかし、父は完全に女の人に惹かれ、相当なお金を貢いでいた。

今日は私の誕生日。
しかし家には、寝たきりのおばあちゃんと私の2人きり。
父は女の人とどこかに行ってしまっているらしい。
おばあちゃんは、肉体的にも精神的にも大変で、
ほとんど寝たきりになっている。

おばあちゃんは、なけなしのお金で私にホールのケーキを買ってくれた。
しかし、父は帰ってこない。

遅くになって帰ってきた父と女はなにやら楽しそうだった。


思いついたように私に向かって父は言葉を発した。
『そういえば、今日お前の誕生日だったな、おめでと。』
ただその一言だけ。
『自分の子の誕生日に、どこ行ってたの!』
おばあちゃんは父を怒鳴っていたが、
父は『うるせえなー』と聞き流す程度。

ホールのケーキのロウソクに火を点け、『これでいいんだろ?』と
おばあちゃんに、吐き捨てるように言った。
なぜだか、カーテンの近くにあるそのケーキ。

すると二人は出て行ってしまった。
見ると、カーテンに火が燃え広がっていた。
そのスピードは12歳の私が消すことが敵わないほど。
それでも何とか火を消そうと試みるも失敗。

やむを得ず、おばあちゃんを連れて逃げようとするも、
おばあちゃんは火を見入ったまま動こうとしない。
『ゴメンな』・・・『ゴメンな』・・・
そう呟きながら涙を流していた。

私はおばあちゃんを抱きしめていた。


燃えた柱が落ちてくる。

しかし、私はおばあちゃんを抱いたまま、泣いていた。

次の日、助からなかった私とおばあちゃんは、焼死体で見つかった。


・・・というもの。





寝返りすら打たなかったのか、左耳が痛い。

頭も痛い・・・。

まだ、朝方・・・

冷えた部屋に一人、布団の上でただ呆然としていた。
by yukihotaru_180 | 2006-11-23 12:45 | ■日記