子守唄
2009年 04月 28日
坂道から飛んでくる子
自転車で追いかける母親をよそに
胸に飛び込んでくる
笑顔でこっちを見る子どもとは対照的に
申し訳なさそうな母親
少し預かってもらえませんか、というので
少しの間だけ抱っこして揺らしていると
だんだんとまぶたが落ちてきたから
子守唄を唄ってあげた
校舎が見える丘に夕日が差してくる
自分でも驚くほど優しい声だった
いつの間にかその子はボクの腕の中で眠っていた
それでもボクは唄い続けた
でも突然その子はいなくなって
帰ってきた母親の胸の中にいた
なんだか少し寂しくて悲しかった
でもそういうものなんだと思った
自転車で追いかける母親をよそに
胸に飛び込んでくる
笑顔でこっちを見る子どもとは対照的に
申し訳なさそうな母親
少し預かってもらえませんか、というので
少しの間だけ抱っこして揺らしていると
だんだんとまぶたが落ちてきたから
子守唄を唄ってあげた
校舎が見える丘に夕日が差してくる
自分でも驚くほど優しい声だった
いつの間にかその子はボクの腕の中で眠っていた
それでもボクは唄い続けた
でも突然その子はいなくなって
帰ってきた母親の胸の中にいた
なんだか少し寂しくて悲しかった
でもそういうものなんだと思った
by yukihotaru_180
| 2009-04-28 23:25
| ■日記