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雪ほたるです。「アガレスト戦記」他で同人活動中です。


by yukihotaru_180

▽ ストロベリーパニック 「夏時間」

やっと先週の放送分を書く気になったのですよ。
夏時間・・・さ、サマータイム・・・?
朝いつもより1時間早く行動するという、あのサマータイムか!?

と思ってみたら、夏休みのお話でした。
さ、みんな大好き渚砂ちゃんは一体どうなるのかな?

1ヶ月ちょっとという夏休みの期間、みんなは帰省するという事でたいていの人は実家に帰ってしまった。そんな、ここ「いちご舎」。
光莉や夜々たちも帰ってしまって、なんとなく静かになった気がする。

学内に残るは静馬や深雪。この二人、いちご舎に入って6年間一度も家に帰ってないという。なんとも親不孝なペアである。

さて、玉青はというと、渚砂が心配で帰れないらしい。
本人曰く、「私がいない間に渚砂ちゃんに何が起きるか。」だって。
サマースクール後の、静馬の渚砂を見る目が変わったと気付いたらしい。
さすが渚砂マニアである。

そんなある日のこと。
及第点ギリギリだった渚砂に、静馬と深雪がフランス語の勉強を教えることを申し出た。その申し出に、「お二人なら安心して渚砂ちゃんを任せられますわ。」と玉青。渚砂の左手首に赤いリボンを巻くと、「おまじないですわ。私がすぐ戻って来れるように・・・。」と言って、実家に帰ってしまった。

さてさて、渚砂はイヤイヤながらも勉強する事に。
勉強の休憩時間、気晴らしに館内を回っていると、バケツを探している天音に遭遇。天音も実家に帰らないらしい。馬の面倒を見るために残ったそうだ。

「まだ他に何か手伝う事ありませんか?」朝から勉強し通しの渚砂は体を動かしたかったみたい。外で馬のブラッシングをしながら天音と話す渚砂。そんな会話の中に美雪の話題が上がった。彼女はどうやらここを卒業したら許婚と結婚するみたいなのだ。彼女はずっと静馬に好意を寄せていたのだろう。しかしここを出たら離れ離れになる。「6年間は短いわ。」悲しげに呟いた言葉は彼女の気持ちを表していたのだろう…。

急に振り向いた天音にビックリした渚砂は、腰掛けていた柵から落ちてしまう。しかし、天音は構わずに彼女に覆いかぶさるようにして告げた。「なぜだろう、私の知っているミアトルの生徒たちは誰もが皆、窮屈な籠の鳥のようなのに、君だけはなぜか全く違って見える。本当に不思議な子だね。」

馬が高く鳴いた。
そこには静馬がいた。「休憩の時間は終わりよ。」
渚砂の顔との距離20㎝というところで話していた天音に不信感を露わにした静馬が呟いた。超嫉妬目線で!超嫉妬口調で!渚砂を連れ戻しに来たのである。近衛兵みたいな感じ。プププ

さて、午後からは静馬によるフランス語の授業。
美雪がいない今、静馬と二人きりになってドキドキの渚砂。
まるで勉強が手に付かない。ノートも斜めに書いてしまうほど。まるでアニ、いやアニメだった。

さて、なんとか勉強も終わり、静馬は呟いた。「頑張ったからお祭りに連れて行ってあげる。」
もちろん喜ぶ渚砂だったが、連れて来られたのは外が見えるプールサイド。
花火はなんとか見えるのだが、音は聞こえない。チョットがっかりした渚砂を見て気遣う静馬。「あの子の言う通りね。私たちは籠の中の鳥・・・。」
「でも、一人で見るより幸せです。どうしてかな、私、この前のサマースクールのとき寂しかったんです。ずっと一人ぼっちのような気がして、ただ寂しくて・・・。」と渚砂。「私もよ。」と静馬。「どうしてそんな気持ちになったか教えてあげる。」おおおおーーーーーー!なんだかとっても妖しい雰囲気に・・・。
渚砂の手を取り、プールサイドに。すると静馬、急に唇を寄せてきた!
来るか?来るのか?とうとうキスしちゃうのか!?
というところ、渚砂の左手首にしてある赤いリボンを見つける。
「これは?」ちょっと不審に思った静馬。
「玉青ちゃんが結んでくれたんです。」
その言葉を聞くや否や、なんとしてでもそのリボンを解こうとする静馬。
玉青に嫉妬燃やし過ぎである。
嫌がる渚砂に、なおもリボンを解こうとする静馬。

しかし次の瞬間、

じゃばーーーん!
出たーーーー!着衣泳ーーーー!!

二人はプールに落ちてしまう。
月夜が照らすプールの中は、まるで二人だけの世界で時が止まったかのようだった。そんな中、静馬に見つめられ体が動かなくなった渚砂。近づく静馬の唇。
今度こそ来るか?来るのか?今度こそキスしちゃうのか!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

したーーーーーー!キスしたーーーーーーーーーーーーーーーー!!
よかったね~静馬、やっと念願が叶ったんじゃないの?

放送時間にしてなんと25秒!!長い!!長すぎます!!
そして、玉青の結んでくれたリボンはプールの底に消えていった・・・。
可哀想に玉青、大好きな人取られちゃった。

さて、ここは静馬の部屋。
プールから帰ってきた二人、渚砂はシャワーを浴びている。
「私、何してるんだろう・・・」キスのショックにボーっとしている渚砂。
シャワーを終え、用意された静馬の赤い服に身を包みベッドの上でボーっとする渚砂。
「私、何してるんだろう・・・」さっきからこの調子である。
(この展開はもしや・・・)
「帰らなきゃ・・・」ふと立ち上がり目に入った静馬の机。周りにあった写真を見ていると
「左は1年生、右は2年生のときの写真よ。」そう言いながら後ろから静馬が。
黒の胸元を強調したドレスタイプの服にネックレスを付けながら出てきた。
(・・・髪の毛、そんなに早く乾かないよね、絶対・・・。)
静馬はふと近づき、指で渚砂の唇をなぞった。「初めてだったのね・・・私は・・・初めてじゃなかった・・・でも、あなたで最後かもしれない。」耳元に囁きかけたとき、驚いた渚砂はバランスを崩し、ベットにあお向けで倒れてしまう。
(この展開もしや・・・)
すかさず静馬は渚砂の手を押さえ馬乗りに。
胸元でネックレスが揺れた。
静馬に見入られポーっとなる渚砂。頬も紅潮している。
静馬の手は渚砂の顔から、首、胸へと下っていき、服の胸元をはだけさせた。(結構きわどい所まで)胸にキスをしようとした瞬間、「・・・静馬・・・」記憶とともに頭の中に声が響いた。静馬の動きが止まり、渚砂が正気を取り戻す。慌ててベットの端まで逃げ、何がなんだか分からない表情で「あ、あの・・・今日は・・・ありがとうございました・・・。」そう言うと逃げるように自分の部屋に戻っていった。「静馬・・・」部屋を出る光景を目にした深雪は目を細めた。

次の日の朝、もう玉青が帰ってきた。大量のお土産と一緒に。
早速渚砂に駆け寄り、手を握りながら話す。すると、ふと渚砂の着ている赤い服が目に付く。しかも左腕のリボンもない。左腕をさすっていると、
渚砂:「ごめん、玉青ちゃん。なくしちゃったみたいなの・・・」
玉青:「どちらで、ですか?」
渚砂:「ごめん、わからないの・・・ごめん・・・」
玉青:「渚砂ちゃん・・・」
渚砂:「あのね、玉青ちゃん・・・」
そう言うと、何かを悟ったのか玉青は渚砂を抱き寄せ、安心させるのであった。

終わったーーーーーーーっ!長っ!何この長さ!読みたくなくなるわ。
静馬もう一歩のところだったのにね。残念。ちょっと引いちゃったよ?渚砂ちゃん。どうする?避けるようになっちゃうよ~?
えちぃシーンはチョットぼかしが入っていてなんかホントに妖しかったです!

次回は、光莉と天音に魔の手が襲いかかる!って感じの予告でした~。
また来週~ってか、もう明日じゃん次回!
by yukihotaru_180 | 2006-06-30 14:45 | ■アニメ/ゲーム/コミック